エレガンテFC 日記

エレガンテフットボールクラブ

なるものではなく、選ばれるもの

スクールをスタートして1年とちょい。
スタートした時、5年生だった選手が中学生に。

中学生になっていく彼らに伝えたい事は…

どこのチームへ行くかよりも大切なことは
・自分がどうなりたいか
・誰よりも負けたくないか
・誰よりも活躍したいか
といったものを自分自身で必ず持つこと。

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私が偉そうに伝えようとするのも申し訳ないが…

プロサッカー選手はなるものではなく、選ばれるもの。

私自身がプレイヤーとして上を目指すことをやめてから気づけたことであり、やめてから気づく=選ばれる訳がないといった意味を持っている。

プロサッカー選手になれなかった人達が言葉にする『運やタイミング』は言い訳に過ぎない。

では、選ばれる選手ってどうなのかというと…

選ばれる選手は必ず『目に見える結果』を持っている。

この先、時代とともににプロサッカー選手に求められるタスクは変わってくるけれども…

『目に見える結果』は、いつの時代になっても求められることである。

なぜならば、これからもサッカーはゴールを奪って、ゴールを守るゲームであるから。

日々、自分は選ばれる選手になれているのか?
と自問自答し、自分を変えれるか、変えれないか。

そして『目に見える結果』は…

自分のなりたい姿があって、誰にも負けたくなくて、誰よりも活躍したい選手しか持つことができない。

桑田

変わることのないもの

2018年お世話になりました。

来年も再来年も、私たちにできることは子どもたちがサッカーに飢えて、サッカーに熱くなって、サッカーに夢中になって、サッカーをうまくなりたくなっちゃう…

環境を造り続けることだと想っております。

引き続き、2019年もお世話になります。

桑田

現在は未来から見た過去

2018年がもうすぐ終わります。

1日、1週間、1ヶ月、1年と時間は待ってくれず、志を持って現在を生きることが、良き過去となり、明るい未来へと導かれるのだろうと感じております。

私としては、毎週月曜日の1時間半しかない時間の中で、生意気なところ、無邪気なところ、楽しんでるところ、悔しがっているところ、喜んでいるところ、怒っているところ、子どもたちのさまざまな『情』をたくさん伺えたことは、サッカーに熱くなれる環境を少しばかりは築けることができているのかなと想っております。

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2019年1月からは新たなテーマを増やし、トレーニング内容に変化をつけ、子どもたちがうまくなるスピードを加速させてあげれるように、うまくなる環境をスケールアップしていきます。

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サッカーにおいて、うまいの定義は『〇〇〇〇』です。
という答えは無くて、国や文化によって異なるし、サポーター、ファン、監督、コーチによっても異なる。

エレガンテにおける『うまい』とは『全てのプレーがゴールから逆算されていること』としています!

フットボールにおいて、ボールを持っている時も、ボールを持っていない時も、頭の中は(ゴールへどうやっていこうかな?)であり(ゴールへどうやっていかせないかな?)でなくてはならない。

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ボールをもらうことも、ボールを持つことも、ボールを運ぶことも、ボールを動かすことも、その全てのプレーはゴールから逆算された結果でなきゃいけない。

桑田

This is Football

ご無沙汰しております。山本でございます。

実は‭10/31〜11/8‬までイングランドを旅していました!

突然ですが、フットボール(Football)とサッカー(Soccer)の違いを知っていますか?

同じスポーツのことを指していますが、国によって呼び方が違います。母国イングランドを始め、ほとんどの国では「フットボール」と呼ばれ、日本やアメリカ、オートラリアなど一部の国では「サッカー」と呼ばれています。

日本でも〇〇FC(フットボールクラブ)や●●SC(サッカークラブ)というように、フットボールとサッカーは混在していますね。ただ日本ではサッカーと呼ぶのが一般的です。

では、そもそも日本でサッカーと呼ばれるのが一般的になった理由はというと、1876年に英国海軍が伝えた際に「Asocciation Football」として伝わり、その中のsoccにerをつけて、「サッカー」として広まったからだと言われています。

この写真を見てください。

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これが現在のサッカーの起源、Footballです。
当時は手を使っても良いし、足を使っても良いし、殴る蹴るもあったとか…

ルールは一つだけでした。
二つのゴールがあり、そこにボールを運んだら勝ち。

とにかくその一つだけがルールで、その為にどんな方法を使っても良かったんです。

その後、手を使う派(ラグビー)と使わない派(サッカー)に分かれて、ルールが整理されていきましたが、その頃から変わらないのはボールをいかにゴールに運ぶかを競うスポーツだったという事です。

そんなFootballの国を旅して、多くの試合を見る中で、衝撃を受けました。
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・・・あぁ今まで自分が見てきたのはSoccerだったのか…。ここではFootballが行われている…!

相手から奪ったボールを安易に後ろに下げたら大ブーイング。「前が空いてるだろ!」

FWが相手の背後に走り込んでいるのにボールを入れなければ大ブーイング。「チャンスだろ!」

相手ゴールが近づくとあちらこちらから「シュート!!!!」という叫び声が聞こえてきます。

そんな中でプレーする選手たちは当然の事ながら、常に「ゴール」を意識してプレーしています。

パスかドリブルかを判断するのではなく、ゴールを目指してプレーする中で自然に、その為に一番良い選択がされていく感覚。

身体が勝手にゴールに繋がるプレーをする為に動いているといってもいいかもしれません。

ゴールを目指す中で、その為に必要なパスやドリブルという手段がある。

ピッチの中にはゴールを奪いにいく選手と、ゴールを守る選手のみが存在します。

ボールを動かす時間、何も起こらない時間は存在しません。

その為に、観客も息つく間もなく、前のめりでFootballを観ています。

これはチャンピオンズリーグプレミアリーグ、2部リーグ全ての試合でそうでした。日本でSoccerを見ていると、退屈な時間がありますが、Footballにはありませんでした。

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話は戻りますが、Footballの大前提は二つのゴールがあり、そこにボールを運んだら勝ち。とてもシンプルなものです。

得てして、ポジョニングやコントロール、パス、ドリブルといったものに目が行きがちですが、それらは全てゴールと繋がってこそ、価値があります。

そんな当たり前の事に改めて気付かされる良い旅でした。

我々が目指すのはFootball。

どんなにコーチが細かな事を偉そうに指導しても、本質は変わりません。大切な事はいつも一つ。

選手達にもぜひ、良い「フットボーラー」になってもらいたいと思います。
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山本

サッカーボール

10月27日、NPO法人さいたまユースサポートネット様と共に新たな活動をスタートし、さいたま市のある区の小学校にて、第1回目のさいたまユースのサッカー教室を迎えることができました。

30人以上の子どもたちが参加してくださり、笑顔の尽きない素敵な時間を過ごすことができましたし、たくさんの元気を子どもたちから頂きました。

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サッカーに携わる人間としての存在意義や価値の在り方は、プロサッカー選手を輩出したり、クラブを大きくしたり、クラブユースや選手権で優勝することだったりと様々ありますが、さいたまユースのサッカー教室を通じて私たちにできることは、サッカーをきっかけに笑顔の数を増やしていくこと。

サッカーがうまいとかうまくないとか、サッカーを知ってるとか知ってないとか、クラブチームに入ってるとか入ってないとか、お金があるとかないとか、サッカーボールにとってはどうでもいいことであって、サッカーボールが大切にしていることは、どんな時でも1人じゃないんだよということじゃないかなと思ってます。

そしてこの活動も、さいたまユースサポートネットの皆さん、学校の校長先生、地域の自治会長さん、スクールソーシャルワーカーさんのご理解やご協力なしにスタートすることはできませんでした。

毎月1回ではありますが、継続と積み重ねが大切です。

サッカーボールが子どもたちのこれからに希望を照らしてくれると信じ、サッカーボールで子どもたちとたくさん遊んでいけたらと思います。

桑田

 

イニエスタはご近所さん

こんにちは。
残暑お見舞い申し上げます。

月曜日をスタートして、もうすぐ1年になります。
おかげさまで、エレガンテサッカースクールでは、人と人の繋がりをサッカーボールが築いてくれました。
サッカーボールには頭が上がりません。

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エレガンテサッカースクールでは、試合で輝く為、力を発揮する為、ボールを持つことをフィロソフィーとし、個を磨いております。

トレーニングの内容としては

・身体の動かし方、力の使い方
・ボールと身体とスピードの操り方
・相手の捉え方、ボールの捉え方

など、言葉にすると気難しいですが、サッカー選手として必要不可欠な技術の積み重ねをしております。

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エレガンテサッカースクールでの技術とは、シザースマルセイユルーレットなどのすぐに獲得できる技術ではありません。

すぐに獲得できる技術ではないからこそ、小さい頃からの積み重ねが大切であり、やがて習慣化され、無意識になり、歳を重ねるにつれて、ゲームの中でボールを持つことの成果や実感を得ることができます。

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メッシはちょっと遠いけど、イニエスタには近づける。

個を磨くことに終わりなし、うまくなることに終わりなし。

もっともっとうまくなろう!

桑田

5/27 クリニック報告

5/27日(日) 、「守備の個人戦術クリニック」を開催し、多くの選手達に参加して頂きました。

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今回のテーマは守備の個人戦術の中の「突破に対する守備」、「前進に対する守備」の2つを行いました。

「突破に対する守備」では、①一対一の対人スキルの獲得②数的不利の際にどう守るか③数的同数(2対2)の時の2人の守備者のタスクの3つを扱いました。

「前進に対する守備」では、相手のボールを自分達の守るゴールに近づかせない(前進の阻止)為のプレーの獲得を目指し、①スタートポジション②ボールから遠い選手の役割②「いつ」奪いに行くのかの共有の3つを扱いました。

2つの大テーマはボリュームがあるので本来なら1日で完結するものではありませんが、まずはその概観を理解してもらいたいとの考えで、あえて2つの大テーマを盛り込みました。

練習後の選手とコーチのディスカッションタイムでは、選手から今日の練習で得たポイントのリアクションがしっかりと返ってきたので、「頭の適応」は出来たと思います。

しかし、当然ながら頭では理解していても、実際の「プレーの実行」の段階ではまだまだたくさんのミスが起きていたので、今後選手達がクリニックで行った頭の中の整理をもとにして、自分のプレーの実行レベルをそこに近づけていって欲しいと思っています。

次回は6月30日(土)に開催します。
『攻撃の個人戦術「3種類のサポート」〜ゴールからの逆算〜』
いよいよ次回は攻撃のテーマを扱います。
普段何気なく使っている言葉、「サポート」。
その本当の意味を理解しているのか、サポートは周りの状況によって変化していくことを知っているのか。残念ながらそういった選手はあまり多くはないと思うので、この機会に一緒に成長して貰えればと思います。

ぜひ、イベントページよりお申込み下さい!

 

山本