エレガンテFC 日記

エレガンテフットボールクラブ

トータルフットボール

サッカーゲームには、身体の骨格も違えば、足が速かったり遅かったり、左利きや右利き、必ず個性を持った選手がピッチに立っている。

サッカーゲームのルールは世界中共通であり、11vs11のプレーヤー、レフリーがいること、ゴールの位置や数、ピッチの広さや作り、ボールの数や大きさ、よっぽどの事がない限り変わる事はない。

サッカー選手である以上、サッカーはゲームであるから、必ず『勝利』を掴み取る為にプレーしている。

『勝利』の為にサッカーをしていないなんて思考は理解し難い。

『勝利』を掴む為には、点を取れるならいくらでも点は取っていいし、同時に点は1点でも2点でも3点でも取られてはならない。

けれど、サッカーのゲームは人間がプレーしているので、パーフェクトなゲームになることは奇跡に近い、むしろ未だにないのではないか。

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急に変わることがないサッカーのルールに対して、今すぐにでも変えることができるのは、自分と味方とどうやってチャンスを作くってゴールを決めるのか、自分と味方とどうやってチャンスを作らせないでゴールを守るのか。自分と味方とどうやってボールを奪うか。自分と味方とボールをどうやって進めていくか。

その為にも、小さい頃から必要なのは、自分がどのような個性を持っていて、味方がどのような個性を持っているかを知ること。また、相手にどのような個性を持った選手がいるのかを知ることも同様に。

サッカーゲームは人間がプレーする以上、常に味方や相手に対しての観察力や推理力がなければ、ゲームは成り立たないとも感じる。

まずは、己を知り、味方を知り、敵を知る。

すぐに『型』を求め『型』に甘えていかぬように。

型を理解した上で、全員で攻めて、全員で守るではなく…

人を理解した上で、全員で攻めて、全員で守る。

型よりも人を理解することが、サッカー選手、サッカーチームのスタートじゃないかなって思ってます。

人を理解できたら、それが勝手に型になっていく。

 

桑田