エレガンテFC 日記

エレガンテフットボールクラブ

方向音痴と永久不変

久しぶりに小学生のゲームを観戦

活気と根気に満ち溢れたプレーヤー

プレーヤーの背中を押すスタッフ

ゲームの雰囲気を創出するサポーター

プレーヤーもスタッフもサポーターも

みなさんが決勝に相応しいエネルギーやパワー

親身になって子どもたちに接している姿は

決勝に進むべき両クラブなのだと感じました

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今回、U-11のゲームを観戦しに伺った目的は…

ゲームで存在感や影響力を持った9〜11歳は

どのようにフットボールをプレーしているのか

・ボールと一緒に移動できるスピードが速い

・常にパスとドリブルの両方を兼ね備えてる

・パス出した一歩目で次のプレーに移れる

・攻守においてプレーできる回数が多い

などなど、その他にも色々あったのですけど

今回、強く印象に残ったのは…

(方向音痴ではない)ってことでした

今、ピッチのどこに立っているのか

今、ピッチのどこに向かって動いてるのか

(ピッチのどこ)って認識がズレてると…

思考の捉え方,使い方のフレームワークが変わるので

判断と決断のジャッジが変わってきてしまう

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ピッチ上にA君,B君の2人のプレーヤーがいて…

2人のプレーヤーとも、ゲーム中に目の前の相手を交わして状況を良くしたように映ったのですが…

☆ 方向音痴ではない(A君)は…

ピッチのどこでプレーしているかの認識があるので

目の前の相手を交わした後に何をしたら良いかを

※プレーを継続しながら思考できる

★ 方向音痴である(B君)は…

ピッチのどこでプレーしているかの認識がないので

目の前の相手を交わした後に何をしたら良いかを

※プレーを継続しながら思考できない

どの年代でも、存在感や影響力を持てるプレーヤーはプレーを継続しながら思考できるんだなと再認識

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もちろん、方向音痴にならないことだけではないんですけど、方向音痴にならないこと=継続を創出する

なぜならは、辿り着きたいのはゴールであって、ゲーム中に時間は待ってくれないし、相手も待ってくれない

ピッチのどこで、どのように、ってことは子どもたちに携わる身として考慮していかないとなと想いました

フットボールのピッチがゴールとゴールによって形造られることは永久不変であるし

永久不変の中で、お互いのゴール数で勝敗を決めるのがフットボールというゲーム

といった前提から外れないで、子どもたちに携わらないといけません

日本と日本の外

日本を代表するプレイヤーのゲームには…

日本人にとって、世界で活躍する為に必要であろう要素が(組織)としても(個人)においても、ピッチの上にたくさん舞い散っています。その要素を拾えるか・拾えないかは、日本を疑ってるか・疑ってないか。

みんながうまいなぁと評価する2人

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日本を代表するサッカー大好き少年の2人

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同じぐらいスキルがあるにも関わらず、ゲームにおける力の発揮のされ方が異なるのはなぜなのだろうか…

いくつもの要素があって異なると感じているのですが

フットボールの理解(フットボールとはどのようなゲームなのか)

②認知,判断,実行の定義(何を認知して、何に基づいて判断し、何の為に実行するのか)

③良いプレーの評価基準(何を基準に良いと評価されるのか)

これ以外にもいくつもの要素がある訳ですが、この3つは特に引っかかるところであります

①が違えば②も違ってくるし③も違ってくる

①は文化的な要素によるものなので、国の問題かなと

だから日本という国は、ドリブルスタイル、パススタイルとかに偏りがちな傾向があるのではなかろうか

となると、日本国民の目(評価)は、良いドリブル、良いパスといった(瞬間)しか見えなくなりますね

フットボールをどのようなゲームとして捉えるかによっては、②に対する③は変わってきちゃいますよね

もちろん、プレイヤーの特性としてドリブラーなのかパサーなのかはあっても良いと思ってるんですけど

日本の外からしたら、どっちもが当たり前なんじゃないの?ってことではないかと感じています

日本の外は、どっちもが前提の上で、ドリブラーなのか、パサーなのかってことではなかろうかと

なぜならば、フットボールとはどのようなゲームであるべきなのか、の理解が日本国とまったく異なるから…

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話が脱線する前に、今回のブログで伝えたいことは(日本国民の上を目指している未来のある子どもたちは久保選手の技ではなくて術を真似しよう)ってことです

この2人の決定的な違いは、小さい頃からフットボールをどのように理解してプレーし評価をされてきたか

この違いは、理解させ評価する側に問題があって、それは国であり、子どもに携わる大人たちの責任である

こんなこと言ってますが、プロサッカー選手になっていない事実を認識した上で、少し後ろめたさを感じながらブログに文字を記しております

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エレガンテとしては、小さい頃からフットボールをどのようなゲームとして理解するかを大切に、その理解に基づいた認識,判断,実行(現代風に言葉だけブログ内では使っていますがグランドでは使っていません)の積み上げの時間をグランドで提供し続けて参ります

桑田

フットボールを教えてくださる人

イニエスタ×アウベス×セスク×シャビ×メッシ

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彼らは…
フットボールにおける変わらないこと、人間の不可能なこと、無理なことを巧みに利用し、ゴールから逆算したプレーができる人だと確信しておりまして…

フットボールにおける変わらないこととは…
(人間がプレーすること、味方がいて・相手がいて・審判がいる、ゴールは2つで真ん中にあること、ペナルティエリア・ぺナルティアーク・ゴールエリア・センターサークル・タッチラインがあること、オフサイドがあり、ファールがあり、ハンドがあるなど…)

人間の不可能なこと、無理なこととは…
(みんなが同じ人間にはなれない、天候は動かせない、チーターみたいに走れない、目を3つも4つも持つことができない、左右同時に動けないし、上下同時にも動けない、前後同時に動けなくて見ることもできない、いきなり足が伸びることもないし、5メートル以上高く飛べないなど…)

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彼らが持つボールはいつも心地よくゴールへと導かれ

彼らの決断には心が洗われ、躍る

日本人がうまくなる要素が詰まっている

彼らの頭の中に

拈華微笑(ねんげみしょう)

先日、ファンタジスタを開催できました。

小学、中学、大人を合わせ16人で、90分間ゲーム。
ピッチに立ったら大人とか子どもとか関係なくて、ゴールを目指して、ゴールへ行かせないように、真っ向から勝負する、刺激しかない時間になりました。

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ファンタジスタでは『大人気ない』といった空気感、フレーズすらも出てこない。なぜならば、子どもたちが大人を大人として見ていないし、私たちも子どもを子どもとして見ていないので、この関係性はエレガンテサッカースクールとして大切にしていること。

『サッカー人』としての関係が成り立っているので
①自分の肌で体感する
②自分の目で見て盗んで真似する
③自分の閃きやアイディアを増やす
ことができるんだと確信をもっております。

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ゲームが楽しすぎて、写真を撮り忘れていました…

5月も月末を予定しております。

私たちも日々うまくなっています。

ファンタジスタ、おもしろいですよ、是非。

桑田

ロベルトのバッジオが好きでして

4月から新学期、新学年になりました。

昨年は定期的にクリニックを開催致しました。

クリニックを担当していた山本ですが、石川県の金沢高校にて先生になりまして、日々試行錯誤しながら人生を楽しんでおりますので、埼玉へ帰って来た時は、色々と話を聞いてあげて下さい。

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そして、エレガンテサッカースクールでは、

4月から定期的に『ファンタジスタ』を開催します。

フットボールには、ゲームでしか感じられない、見ることができない、得られないモノがあり、私たちができることの1つに一緒にプレーすることにより、子どもたちに《うわっ》を還元していくことだと想っております。

①自分の肌で体感する
②自分の目で見て盗んで真似する
③自分の閃きやアイディアを増やす

が《ファンタジスタの本旨》であります。

ファンタジスタでは、90分 ゲームしかやりません!

私たちもゴールを奪う為にプレーしますし、ボールを奪われない、奪われたら奪い返しにいきます。

教える、学ぶ、習う、ではなく、体感する、盗む、増やす、です。

五感を研ぎ澄ませて、ゲームしよう。

※スクール生以外も参加でます。

桑田

ファンタジスタの要項〜

(日時) 4月29日 18:30〜20:00
(場所) フットメッセ川口元郷
(対象) 5年生〜中学1年生
(持ち物) ボール、トレシュー、飲料、参加費
(参加費) 2000円
(免責事項) 当ゲームで怪我等のアクシデントが起きた場合、応急処置に関しては責任を持って行います。それ以後の通院に関しては各自の責任によって対処して下さい。
(お問い合わせ先) 080-3934-7554
(お申込み) HP内にあるCONTACTから

なるものではなく、選ばれるもの

スクールをスタートして1年とちょい。
スタートした時、5年生だった選手が中学生に。

中学生になっていく彼らに伝えたい事は…

どこのチームへ行くかよりも大切なことは
・自分がどうなりたいか
・誰よりも負けたくないか
・誰よりも活躍したいか
といったものを自分自身で必ず持つこと。

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私が偉そうに伝えようとするのも申し訳ないが…

プロサッカー選手はなるものではなく、選ばれるもの。

私自身がプレイヤーとして上を目指すことをやめてから気づけたことであり、やめてから気づく=選ばれる訳がないといった意味を持っている。

プロサッカー選手になれなかった人達が言葉にする『運やタイミング』は言い訳に過ぎない。

では、選ばれる選手ってどうなのかというと…

選ばれる選手は必ず『目に見える結果』を持っている。

この先、時代とともににプロサッカー選手に求められるタスクは変わってくるけれども…

『目に見える結果』は、いつの時代になっても求められることである。

なぜならば、これからもサッカーはゴールを奪って、ゴールを守るゲームであるから。

日々、自分は選ばれる選手になれているのか?
と自問自答し、自分を変えれるか、変えれないか。

そして『目に見える結果』は…

自分のなりたい姿があって、誰にも負けたくなくて、誰よりも活躍したい選手しか持つことができない。

桑田

変わることのないもの

2018年お世話になりました。

来年も再来年も、私たちにできることは子どもたちがサッカーに飢えて、サッカーに熱くなって、サッカーに夢中になって、サッカーをうまくなりたくなっちゃう…

環境を造り続けることだと想っております。

引き続き、2019年もお世話になります。

桑田