価値の創出
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
年が明けて、数週間。ようやく年が変わった実感が湧いて来た今日この頃。
冬名物の高校サッカー選手権も終わり、決勝戦はここ近年で1番アツい戦いだったのでは?と個人的には思っております!!!
そんな中大会終了後名だたる監督さんや選手が「高校サッカー選手権の過密日程」について苦言を呈している記事を目にしました。
様々な事情はあると思いますが運営サイドもそのような中で何が「プレイヤーズファースト」なのか自分たちで見極めて行かなければならないと思います。
また、これは指導者にも言えることだと思います。
特に育成年代(特に中学生まで)の指導者が「プレイヤーズファースト」を考えた時どのように行動していくべきなのか。
チームを勝たせるような指導が良いのか?
はたまた結果にとらわれず個性を見出し、伸ばしてあげることが大切なのか?
様々な形がありますが、育成年代においては結果よりも選手の個性を大切にしてもいいのかな?と思います。
その個性を重要視するうえで欠かせないのは「プロセス」ではないでしょうか。
「プロセス」には人間の個性が大きく影響します。そこにアプローチすることで選手の成長と併せて結果もついてくるでしょう。
チームの結果の為だけのサッカーだったり、結果だけにフォーカスしてしまい、選手達の「プロセス」などに目を向けることが出来なくなるということは避けなければなりません。
個性とはサッカースキルに限らず、メンタル的な部分も含めたその人間の自己価値と考えています。
「育成年代」において「プレイヤーズファースト」とは選手の個性を選手自身に気付かせ、表現できるようにすること。
それによって選手としてはもちろん、将来サッカーから離れた場所でもプレイヤーとして活躍できるのではと思います。
まるで雲を掴むような作業ですが、そのような中で価値を創出していけるようなサッカーに携わるオトナが少しでも増えればより魅力ある選手が増えていくのではないでしょうか。
半澤